歴史を学ぶことの本当の意義とは?|「人生は神の演劇」 松島 清照氏講演|岡山市南倫理法人会・経営者モーニングセミナー

経営者セミナー

私自身も歴史は好きな方で、2年ほど前に桃太郎伝説について調べたこともあります。

今回は松島さんのセミナーの内容を紹介しながら、歴史を学ぶことの意味、歴史を学ぶとどんなメリットがあるのかについて、私なりの意見をまとめました。

結論を先に言っておくと、歴史を学ぶと自分を認められるようになります。自分に自信を持てるようになるかもしれません。


松島さんのお話しは歴史が中心でしたが、歴史以外のことでも、とても興味深い話を聞くことができました。

松島さんは徳島県吉野川市で工務店を経営する社長さんですが、地元の公民館の運営に携わっているそうです。

公民館のイベントを企画して、さまざまな講師を呼ぶそうです。

公民館ですから、それほど潤沢に予算があるわけではありません。

そんな状況で講師をしてもらおうと、さまざまな人脈をたどって声をかけるそうですが、声をかけたときに、その人が一流か二流かがわかるそうです。

二流の人間は、講師料として「いくらもらえるんですか?」と聞くそうです。

逆に一流の人というのは、公民館でのイベントという趣旨を理解して、ボランティアで協力してくれるそうです。

「なるほどね」と苦笑してしまいました。

では、松島さんのお話の内容を簡潔にまとめ、歴史を学ぶことの大切さについて考えていきたいと思います。

セミナーまとめ

松島さんは先ほども書いたように、公民館で開催するイベントを企画するうちに、さまざまな方との出会いがありました。

その中の一人に高校の歴史の先生である林先生との出会いによって、地元の歴史に興味を持つようになったそうです。

徳島(阿波国)には、阿波忌部あわいんべという有力な一族がいたそうです。

その忌部さん一族が船で全国各地に出かけて行って、日本各地を開拓していったということです。

特に千葉とのつながりは強いようです。

千葉県は昔は安房国あわのくに下総国しもうさのくに上総国かずさのくにの三国から成っていました。

これが今の房総半島の由来になっています。

さて、総は昔は「ふさ」と読み、麻のことだったそうです。

この麻を安房国(あわのくに)に広めたのが、四国の阿波からやってきた忌部一族だったということです。

日本地図もない頃の話ですから、千葉を目指して航海したわけではないでしょう。

徳島から黒潮に乗って北上してたどり着いたのがたまたま千葉だったということだと思います。

しかし、航海技術も発達していない時代に、船で潮の流れに乗って航海するというのは、なかなかフロンティアスピリットにあふれる一族だったんでしょうね。

このほかにも、徳島県にし阿波地域が『世界農業遺産』に認定されたお話しや、大嘗祭にに供えられる麻織物「麁服(あらたえ)」を徳島で作っていることなどをお話しいただきました。

このお話しを聞きながら、2年ほど前に岡山の歴史について調べた時のことを思い出しました。

歴史を学ぶことの意義

歴史を学ぶといっても、世界の歴史を学ぶとか、日本の歴史を学ぶとか、そんな大層な話ではありません。

もっと身近な歴史を学ぶことに意義があると思います。

私は岡山市出身で、岡山に通算34年住んでいます。その他、横浜市に5年、東京都杉並区に10年住んでいたことがありますが、徳島には住んだ経験がありません。

なので、大変失礼ながら、徳島の歴史には興味ありませんでした。

(今回の話を聞いて、予想外に壮大な話になったので興味を持ちましたが)

しかし徳島の人にとっては興味があることでしょう。

なぜかというと、自分ごととして感じられるからです。

多少なりとも自分に関係のあることしか人間は興味を持ちません。

逆に言うと、自分ごととして感じられる歴史を調べることで、意外な効果を得ることができます。

桃太郎伝説を調べてみた

岡山の人にとって、桃太郎の話は身近なものですが、詳しい内容について知っている人は少ないでしょう。

私は2年ほど前、桃太郎伝説について調べたことがあります。

キッカケは、日本新聞協会広告委員会が開催したクリエーティブコンテストのグランプリに選ばれた作品でした。

その作品はこのようなものでした。

ボクのおとうさんは、桃太郎というやつに殺されました。

(出典:ROCKET NEWS24)

なかなか衝撃的ですよね。

最初にこの作品を見たときは、「視座を変えるとはこういうことか!」と鳥肌が立ったことをよく覚えています。

これで、桃太郎についての興味が一気に沸騰したのです。

そして岡山市内の桃太郎ゆかりの地を訪れて、当時書いたのがこちらの記事です。

吉備津神社の鳴釜神事の料金は?この金額で開運体験できるなんてお得すぎる!

調べた結果わかったことは、上記のキャッチコピーの通りでした。

桃太郎は「正義の味方」とみんなが思っていますが、見方を変えれば、桃太郎こそ悪人ということになる、ということがわかりました。

さて、今日の本題は「相手の立場に立って考えよう」ではありません。歴史を学ぶ意義です。

桃太郎伝説を調べる過程で、当時の吉備国(主に岡山県)がいかに文化的にも文明的にも発達していた国だったかということがわかりました。

こういう歴史を知るとですね、岡山人としては、誇らしいというか、郷土愛みたいなものが生まれてくるわけです。

最も学ぶべき歴史とは?

さらに進めて、もっと狭い範囲の歴史を調べることで、自分の人生を変えることができるかもしれません。

もっと狭い範囲の歴史とは、「自分史」です。

自分史というよりは、自分の家の歴史、つまり祖先の歴史です。

多くの人は祖父、祖母の記憶はあるでしょう。

もしかしたら曾祖父、曾祖母の記憶がある人もいるかもしれません。

しかし、それ以前の祖先がどんな人だったのか知っている人は多くないと思います。

この歴史を調べることが、自分にとても大きな影響をもたらしてくれます。

最近では家系図を作るサービスが人気のようですが、人気になる理由はわかる気がします。

私も自力で揃えられるだけの戸籍謄本を集めましたが、それだけでもいくつかのことがわかりました。

自分のルーツこそが、自分にとって最も興味を持てる歴史であるはずです。

当たり前の話ですが、自分の祖先は1000年前にも2000年前にもどこかにいたはずです。

たどれるだけのルーツをたどった先には名前もわからない自分の祖先がいるわけですが、自分の歴史を調べることで、その人たちの存在をリアルに感じることができます。

リアルに感じるとどうなるか?

多くの人は感謝を感じるはずです。そして安心感が持てます。自分の根っこを感じることで、自分の立っている場所に安定感が生まれます。人によっては自分の命に自信を持つことができる人もいるでしょう。

歴史を学ぶことの意義として、過去の失敗を未来に活かすことであるとか、過去の成功パターンを知ること、などがよく言われます。

しかし、歴史を学ぶことの本当の意義は、自分の存在を確かにすることにあるのではないかと思うのです。

まずは自分の家の歴史を調べる。そこからはじめることで、より広い範囲の歴史に興味を持てるようにもなるかもしれません。

次週の経営者モーニングセミナーは

日時:2020年9月16日(水)朝6時~7時
場所:岡山県護国神社いさお会館

一般社団法人 日本筆跡セラピスト協会 筆跡診断士・認定講師 重利純子氏をお迎えして「ドラマティックな生き方&筆跡心理学」というテーマでお話しいただきます。

岡山市南倫理法人会・経営者モーニングセミナーは毎週水曜日6:00~7:00に岡山県護国神社いさお会館で実施されます。

朝日に輝く岡山県護国神社に早朝から訪れることで、良い1日になりそうです。

倫理法人会に興味を持っていただいた方は、お気軽に会場までお越しください。

ご質問のある方はこちらからどうぞ。

    そうそう、倫理法人会のことを調べて、「なんか怪しい団体じゃない?」と思った人はこちらの記事を読んでみてください。

    関連記事