変わりたいけど、変われない人に足りない2つのこと【大西竜市さんセミナー】第453回経営者モーニングセミナー

経営者セミナー

今日の記事は、「こんな人生嫌だ!自分を変えたい!」と思っているけど、「全然変われない」という人にヒントになるかもしれません。

家族はほったらかし、浪費で1,000万円以上の借金を作り、酒気帯び運転、スピード違反を繰り返し、検問で現行犯逮捕されて、家庭崩壊の危機にあった人が

35歳で酒、タバコを止め、子どもと過ごす時間を増やし、毎日仏壇の前で般若心経を唱え、墓参り、神社参拝を欠かさない

そんな人に変わったお話です。

その人の名前は大西 竜市さん。

本日の経営者モーニングセミナーの講師です。

10秒に1回笑いを起こす、芸人より面白い講演でした。

しかも、こんなカッコいいことも言うんですよ。

過去の武勇伝を語る人より、ワクワクする未来を語る人と一緒にいたい

まずは大西さんがどんな人生を歩んできたか、そこからいってみましょう。

【大西さんの話を聞いていて思い浮かんだのはサラリーマン金太郎】

大西さんの過去を聞いていると、サラリーマン金太郎を思い出してしまいました。

「サラリーマン金太郎」とは、本宮ひろ志という漫画家の作品タイトルです。

主人公の矢島金太郎は、元暴走族のヘッド。漁師をしていたのですが、あるきっかけで、建設会社に勤めるサラリーマンとなります。

常識に捉われない行動と発想、人間としての器の大きさで周囲を圧倒しながら、周りの人間を惹きつけていく人物です。

大西さんはサラリーマンではないですが、矢島金太郎みたいなイメージ。

【中学生版スクールウォーズだった子ども時代】

セミナーは大西さんのプロフィール紹介から始まりました。

父親は赤帽のNO.2にまでなった方で、全国を飛び回り、家にはほとんどいなかったそうです。

家には(乗らないのに)デカいアメ車を何台も並べ、博打も好きだったという豪快な方。

母親は生まれつき腎臓が弱く、35歳までしか生きられないだろうと余命宣告されていたようです。

というと、か弱いイメージですが、大西さんにとっては肝っ玉母ちゃんでした。

小学校の頃から、いわゆる「不良」道を極めていた大西さんは、中学に入学初日に先生に喧嘩売ってシバかれます。

昔、スクールウォーズって大ヒットしたドラマがありました。あれは高校が舞台でしたが、あれの中学校版というところでしょうか。

さて、鼻血を出して帰ってきた息子を見て、お母さんは学校に電話しました。

先生に抗議してくれる、と思った大西少年が聞いたセリフはこうでした。

「先生は学校での親です。もっとやってください!」

ジャイアンのお母さんみたいですね。

しかし、実際はお母さんは週3回の透析を受けながら、会社を手伝い、息子を育て、陰ではかなり苦しい思いをされていました。

その姿を息子には見せなかったという気丈な方です。

【高校を卒業して自動車用品店に就職】

中学で暴れていた大西少年ですが、中学の先生の愛ある指導で更生し、高校卒業後に自動車用品店に就職します。

車好きなので、仕事は楽しく、職場の環境も良かったそうです。

この頃、給料に見合わない車を買って、改造するために、500万の借金をします。

その当時の大西さんの夢は「金持ち、いい女、いい服、美味いもの」でした・・・。

それを実現するには、サラリーマンの給料では無理だ、ということで父親に頼んで赤帽の道に入ります。

【スピード違反、酒気帯び運転、免許取り消し1年】

トラックの運転が仕事になったわけですが、遊びに行っては違反を繰り返し、点数はどんどん積みあがります。

免停90日をくらっても、懲りずに違反を繰り返し、検問で酒気帯び運転で現行犯逮捕。

免許取り消しになりました。

さすがに、親にも激怒され、奥さんは子どもを連れて実家に帰るという事態が発生。

トラックの運転が仕事なのに、免許がないという。何もかも失いそうな状況になってしまいました。

大西さんは、近所で小さな会社を経営していた先輩を頼ります。

【1年で辞めるけど、月給60万円で雇ってください】

あなたが会社を経営しているとして、仲の良い後輩が面接に来たとします。

その後輩はあなたの会社の仕事を経験したことはありません。

彼はこう言いました。

「社長、助けてください!借金と生活費で月60万円いるんです。1年で辞めるけど雇ってください」

さて、あなたが社長だとして、この後輩を雇いますか?

こんなことを言ってのけて、しかも雇ってもらった人がいます。

言うほうもスゴイけど、雇う社長もスゴイ!

この人こそ、大西 竜市さんです。

このエピソードだけでも5,000文字くらい書けそうですが、長くなるのでやめておきます。

大西さんは1年間真面目に働き、再度免許を取得して赤帽の道に戻ります。

【4人目の子どもが生まれたのをキッカケに】

再度免許を取得して、真面目に働いていた大西さんですが、悪い癖が出てきてきました。

そんなとき、4人目のお子さんが生まれます。

それをキッカケに大西さんは、自分の人生を振り返ります。

  • 自分は何も残していない しょーもない人間だ
  • このままでいいのか?
  • 一度キリの人生 楽しく明るく面白く生きなければだめだ
  • 人のせいにしていた 人のことばかり気にしていた
  • 仲間もお客も信用していなかった

そんな自分だけど、よし、ここから人生一発逆転を狙おう!

そう決めたそうです。

カメがウサギの土俵で戦っても勝てるわけがない

ウサギとカメの童話があります。

これまで自分はカメであるにも関わらず、ウサギをずっと意識してきた。

童話ではウサギが休んで、カメが勝ったけど、現実は油断して休むウサギなどいない。

そう考えた大西さんは、まず自分を信じることからはじめて、自分しかできない戦い方をしようと決めました。

自分を変えるために

  • 家族を大事にする。休日は家族と過ごす
  • 仕事が終わったら家に帰って子どもと会話
  • 先祖を大切にする 月に何回も墓参り
  • 毎晩、家族と仏壇の前で般若心経
  • 父親を敬う
  • 神社に参拝

こんなことを実行していきます。

そして、今も会社を成長させるために、自分の器を大きくしようとされています。

【そんな簡単に人って変われる?】

この話、聞いてどう思いますか?

いや、そんな簡単に変われねーよ!と思いませんでしたか?

セミナーの後、大西さんに「何がキッカケ?」と聞いたんですが、「4人目の子どもが生まれたこと」という答えが返ってきました。

確かに、子どもができたというのは、大きなキッカケではあるけど、それだけで、いきなり変われないでしょ?

でも、セミナー後、車で移動しているときに、ふと気づきました。

大西さんは、人が変わるために必要な2つのことをやっていると。

その2つとは

●自己受容すること
●自分に正直に生きること

これだと思いました。

自己受容すること

自己受容とは、あるがままを受け入れるということ。

アドラー心理学というのがちょっと前にブームになりましたが、アドラーさんの考え方です。

人よりできないことがあってもいい。
むしろ、悪いところがあってもいい。
だって人間だもの。完全な人なんていないよ。

こういうことにきちんと向き合って、あるがままのダメな自分を受け入れる。

自分を見つめてみて、ここはダメ、人より劣ると思っていて改善すべきところがあることを認める。

それを改善したいと思えたら、改善するためにやるべきことを考えて実行する。

アドラーは「肯定的なあきらめ」という言葉を使っていたと思います。

どうでしょう?さきほど大西さんが4人目の子どもが生まれたときにやったことは、まさにこの流れの通りではないでしょうか?

とことんダメな自分に向き合って、それを受け入れないと、多分人は変われません。

自分に正直に生きること

日本は同調圧力が強い国と言われます。

いわゆる「空気読めよ」ってやつです。

横目でキョロキョロ周りを見ながら、嫌われないように生きていくという生き方。

空気読めない人間は嫌われると言いますが、それは自己中心的、自分軸での発言や態度だからです。

一方で、空気をあえて読まない人に憧れたりすることありませんか?

例えば、会議で上司が理不尽な目標を押し付けてきたとします。

威圧的な空気で誰も発言できないような状況。

そんな空気の中で「部長、ご自身ではその目標達成したことあるんですか?」

周りはこう思うでしょう。

「部長がキレるじゃねーか。空気読めよ!」

同時にこうも思うはずです。

「よく言った!」

空気を読まずに嫌われる人と、憧れられる人の違いって、自分軸か他人軸かの違いではないかと思います。

自分に正直に生きる、というのも同じです。

自分に正直に生きるというのは、自分の気持ちに嘘をつかず、やりたいことをやりたいようにやる、というのとは違います。

自分軸で、自分に正直に生きるというのは、ただのわがまま。

でも他人軸で、つまり相手に対して(世の中に対して)誠実であるという前提で、自分に正直に生きるというのは大切かなと思うのです。

大西さんは、子どものころから、多分ずっと自分に正直に生きてきた人だと感じます。

でも、最初は、正直=わがままでした。

しかし、4人目のお子さんが生まれて、自己受容したあとは、正直=誠実に質が変わったのではないかと思います。

自己受容しただけでは、多分変われなくて、誠実さが必要なのではないか。

そんなことを考えたセミナーでした。

こういう人って人を惹きつける不思議な魅力がありますよね。

次週モーニングセミナー予定

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2020年12月23日(水)のモーニングセミナーは株式会社CDLキャリアデザイン研究所 代表取締役 斎藤尚志さんをお迎えします!

テーマは「能力の探索」です。

岡山市南倫理法人会・経営者モーニングセミナーは毎週水曜日6:00~7:00に岡山県護国神社いさお会館で実施されます。

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朝日に輝く岡山県護国神社に早朝から訪れることで、良い1日になりそうです。

倫理法人会に興味を持っていただいた方は、お気軽に会場までお越しください。

ご質問のある方はこちらからどうぞ。

そうそう、倫理法人会のことを調べて、「なんか怪しい団体じゃない?」と思った人はこちらの記事を読んでみてください。

倫理法人会は宗教だ!おかしい!怪しいという悪評に反論してみた

https://domedi.jp/rinri/rinrihoujinkai-religion/embed/

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