「純粋倫理の核心」高橋啓一氏|岡山市南倫理法人会・経営者モーニングセミナー

経営者セミナー

ご自身の商売の話から入り、一般社団法人倫理研究所が提唱する「純粋倫理」について、たとえ話を交えながら、深みのある内容をわかりやすく話していただきました。

この記事では、セミナーの内容をまとめた後に、下記2点について私なりの気付きをお伝えします。

●「倫理」と「純粋倫理」は何が違うのか?
●モーニングセミナーに参加することにどんな価値があるのか?

セミナーまとめ

まずはセミナーの内容をまとめます。

金儲けが上手い社長の会社が倒産する理由

高橋さんは25歳のときに回転寿司店の経営を始めて今年で45年になるという大ベテラン社長です。現在は「すし遊館」という回転寿司店を9店舗経営されています。

45年も経営をしていると、多くの会社が倒産するところを目にしたそうです。

倒産した会社の社長の中には、金儲けが上手だった人もいたようです。

それにも関わらず、なぜ倒産したのか?

金儲けの次のステップを考えていなかったからだと看破されました。

金儲けの次のステップとは、「何のために経営するのか」という経営理念です。

世のため、人のためにならない会社は倒産するということです。

お客様・取引先・スタッフ・世間のすべてに価値を提供できなくてはいけないと言われていました。

高橋さんの会社は当初、安売りをしていたそうです。

「安く買って安く売る」という薄利多売モデルだったんですね。

このモデルではお客様には「安さ」という価値を提供できるけど、取引先・スタッフに負担がかかるわけです。

そこから「高く買って高く売る」という高付加価値モデルに変えます。

そうすると、お客様には「高品質」という価値を提供し、取引先も儲かり、スタッフも潤い、世間にも良いイメージを与えることができるようになったのでしょう。

今では回転寿司業界でトップクラスの客単価を達成しているそうです。

純粋倫理とは?

高橋さんは倫理歴13年ということですが、倫理法人会に入会した理由は「自分の事業がうまくいくため」でした。

そこで出会ったのが「純粋倫理」です。

純粋倫理とは、倫理研究所を設立した教育者・丸山敏雄氏が発見した万人幸福の生活法則のことです。

つまり、「幸せになるための法則」のこと。

「純粋倫理」についてわかりやすくまとめられた書籍が「万人幸福の栞」で、これを読んだときに、高橋さんは大きな衝撃を受けます。

そこから純粋倫理の勉強を続けてこられました。

現在の世界は、いわゆる四大聖人(釈迦・孔子・ソクラテス・キリスト)の思想によって発展してきました。

仏教・儒教・哲学・キリスト教です。

これらの思想が人々の価値観の源泉にあるわけです。今の世界はこの4つの思想で動いています。

丸山敏雄氏が発見した「純粋倫理」はこれらの思想に匹敵するものではないか、と評価する人もいます。

ここからはかなり難しい話なので、詳しい内容は割愛しますが、次のようなことを教えていただきました。

●極大の世界と極微の世界の関係性

●純粋倫理は実験倫理であり、実践しないと味わうことができない

●人とモノの関係性

●30通りの働き方

●大切なのは心のありよう

●自分が変わることが大切

●男性は部分最適・女性は全体最適

●夫婦仲を良くするには

●純粋倫理の核心は「わがままを捨てること」

「倫理」と「純粋倫理」は何が違うのか?

丸山敏雄氏が発見した「純粋倫理」は一般的に言われる「倫理」とはかなり異なるものです。

いや、かなりというより、まったく違うと言ったほうがいいかもしれません。

私は倫理法人会に入会して1年なので、偉そうなことは言えませんが、今の時点で私が理解している「倫理」と「純粋倫理」の違いについてまとめます。

違いは2つあります。

①倫理は「規則」、純粋倫理は「法則」

②倫理は人に関すること、純粋倫理は人だけでなくモノにも及ぶ

それぞれ説明します。

①倫理は「規則」、純粋倫理は「法則」

倫理の「倫」は「仲間」という意味です。「理」はことわり、ルール(規則)のことです。

したがって、倫理とは「仲間内のルール」のことです。

仲間内だから、仲間でない人には適用されません。

倫理というと世界共通・普遍であると考える人もいますが、全然違います。

「人を殺してはいけない」これは普遍的な倫理と思うかもしれませんが、そうでもありません。

戦争では「敵を殺せ」が倫理ですし、もっと狭い範囲で考えても、強盗に親が殺されそうになっているところに遭遇して、その強盗を撃ち殺したとします。

これは倫理に反する行為なのでしょうか?

正解はないでしょう。正解がないということ自体が倫理は普遍でないことの証です。

倫理は仲間内のルール。そのルールを破ると罰せられるという類のものです。

一方、純粋倫理は”法則”です。

純粋倫理は丸山敏雄氏が”発見した”と先ほど書きましたが、この”発見”というところが大きなポイントだと思います。

丸山敏雄氏が”創始した”でもなければ、”考案した”でもなく、”発見した”とあります。

これは丸山敏雄ウェブでも”発見”と表現されています。

発見とはつまり、多くの人を観察した結果、幸せになる人の共通点を集計し、それをひとつの法則として導き出しているということでしょう。

実に帰納的な方法で導き出した法則です。

法則であるからには、それに従えば、必ず同じ結果になるということです。

つまり純粋倫理という法則に従えば、必ず幸せになるということです。

規則(ルール)が人が作ったものであるのに対し、法則とは”そこにあるもの”です。

だからこそ”発見”と表現されているわけです。

「倫理」を守っても幸せになるとは限りませんが、「純粋倫理」は従えば必ず幸福になる法則ということです。

ここが大きな違いです。

②倫理は人に関すること、純粋倫理は人だけでなくモノにも及ぶ

もうひとつの違いが、倫理は人の間のルールであるのに対し、純粋倫理は人だけでなく、モノ・コトにも及ぶ法則です。

極端な例をあげると、クラシックを聞かせて育てた野菜はおいしくなる、とかそんなイメージです。

コトに関しても、突然襲ってきた事件・事故・ピンチに対してどういう態度を取るかによって、その後の展開が変わってくるというのは、なんとなくイメージできますよね。

コロナでお客さんが激減した飲食店オーナーの中で、「もうダメだ・・・」と捉えた人と「いや、やりようはある!」と捉えた人で、その後の展開は大きく変わったでしょう。

このように、モノ・コトに対しても、どのように接すれば幸せになるかという法則があるというのが純粋倫理の教えです。

これが2つ目の違いです。

モーニングセミナーに参加することにどんな価値があるのか?

倫理と聞くと、胡散臭い、怪しい、難しいというイメージが頭に浮かぶ人が多いような気がします。

しかし、ここで書いたように、倫理法人会が研究している「純粋倫理」は倫理とはまったく別物ですし、ましてや宗教ではありません。

宗教は信じなければ救われませんが、純粋倫理は”法則”ですから、信じようが信じまいが、その法則に従えば、同じ結果が得られるのです。

ただし、この”法則に従う”というのが簡単そうで、実に難しいのです。

「笑顔で挨拶すれば、相手は気分よくなる」という当たり前のことでさえ、わかっていてもできないときがあります。

いや、わかっているのにできていない、ということのほうが多いというのが普通の人間でしょう。

だからこそ倫理法人会で学ぶ価値があります。

学ぶというより、リセットするというほうが当たっているかもしれません。

毎週1回、経営者モーニングセミナーに参加することで、「ああ、できていなかったな」「やっぱりやらないとな」と心がリセットされます。

セミナーで講師の体験談から学べることも多いですが、モーニングセミナーの真の価値は自分の心をリセットすることにあるのではないかと思っています。

次週モーニングセミナー予定

2020年10月21日(水)のモーニングセミナーは株式会社てっぺん代表取締役・大島啓介氏をお迎えします!

会場には最大60名ちょっと入りますが、来週は定員オーバーになるかもしれません。興味のある方はお早めにお越し下さい。

テーマは「夢を持てば人は輝く」です。

岡山市南倫理法人会・経営者モーニングセミナーは毎週水曜日6:00~7:00に岡山県護国神社いさお会館で実施されます。

朝日に輝く岡山県護国神社に早朝から訪れることで、良い1日になりそうです。

倫理法人会に興味を持っていただいた方は、お気軽に会場までお越しください。

ご質問のある方はこちらからどうぞ。

    そうそう、倫理法人会のことを調べて、「なんか怪しい団体じゃない?」と思った人はこちらの記事を読んでみてください。

    https://domedi.jp/rinri/rinrihoujinkai-religion/

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