Googleアナリティクス4で絶対に見るべきレポート5選

ホームぺージ集客コラム

Googleアナリティクスがバージョンアップして、GA4となり、レポートもずいぶん変わりました。

この記事ではGA4で確認するべきレポートを紹介します。

WEBサイトは、趣味で運営するなら別ですが、ビジネスであれば、なんとなく運営しても意味がありません。

ビジネスでWEBサイトを運営する目的は、「集客すること」「売上を発生させること」であると思います。

そのためのコンバージョン目標として、リードの獲得やお問い合わせ数などを計測するわけです。

それらコンバージョン目標を計測するためにアクセス解析ツールを利用します。

Googleアナリティクスのレポートを見て、「先月のアクセスは5万いった!やったー!」で終わっては全く意味がありません。

WEBサイトでの目標を達成するために、GA4で本当に把握しておかなければならない指標をお伝えします。

「解析すること」が目的の分析屋にならないように、「なぜこの指標がWEBサイト改善にとって重要なのか」を理解するようにしましょう。

WEBサイト改善のために把握しておかなければならないことを次の5つに厳選して解説します。

①ユーザーはどこから来ているのか?
②ユーザーはどのデバイスで閲覧しているのか?
③ユーザーはいつあなたのサイトに訪れているのか?
④ユーザーはどれくらいあなたの記事を読んでいるのか?
⑤どの記事が最も集客に貢献しているのか?

※ECサイトの場合は、GA4の「収益化レポート」も重要なのですが、ここでは一般的なWEBサイトを想定して解説します。

①ユーザーはどこから来ているのか?

検索経由なのか、SNS経由なのか、広告経由なのか、どこからのアクセスが多いのかは把握しておくべきです。

SNSの投稿を頑張っているのに、SNS経由のアクセスが増えないなら、投稿に何か問題があるのではないかという仮説を立てることができます。

GA4の左メニュー「集客」⇒「トラフィック獲得」⇒「セッション参照元/メディア」で確認できます。

このサイトはSNSからの流入をまったく考えていないので、Google、Yahoo!からの検索流入が多くなっています。

2番目に流入の多い(direct)(none)は、流入元が不明という意味ですが、多くの場合、URL直接入力かブックマークかだと思われます。

URL直接入力はほぼないでしょうから、ブックマーク経由ということです。

ブックマークからの流入が増えるというのは、役に立つサイトという評価をしてもらえていると考えることができます。

②ユーザーはどのデバイスで閲覧しているのか?

PCからのアクセスが多いのか、スマホが多いのか、BtoBのWEBサイトであればPCからのアクセスが多くなる傾向がありますが、一般消費者向けならスマホからのアクセスが多くなるでしょう。

スマホからのアクセスが多いのに、レスポンシブデザインになっていないWEBサイトもまだまだあります。

スマホからのアクセスが多いなら、すぐにスマホに最適化しましょう。

GA4左メニュー「集客」⇒「オーディエンス」⇒「デバイスカテゴリ」で確認できます。

③ユーザーはどれくらいあなたの記事を読んでいるのか?

どの時間帯にアクセスが多いのか把握していれば、WEB広告を使うときには、ユーザーがアクティブな時間帯に広告を出すこともできます。

しかし!GA4になって、時間帯別のアクセスが、どうも確認できないのです。

まだ研究が足りないのかもしれませんが、今のところやり方がわかりません。

Universalアナリティクスなら、カスタムレポートで簡単に時間帯別のアクセス状況を把握できたのですが。

時間帯別のアクセス状況が把握できれば、このサイトにもし広告を使ってアクセスを集めるとするなら、夕方くらいに広告を出すと、このサイトのユーザーと似た属性のユーザーに出稿できるかなと考えられます。

GA4には「分析」というメニューがあって、ここでカスタムレポートを作れるのですが、ディメンションに「時」がなくなっているんです・・・。

GA4での時間帯別レポートの作り方がわかったら、追記します。

④ユーザーはどれくらいあなたの記事を読んでいるのか?

GA4になって、どれくらい記事が読まれているかというのが、とても把握しやすくなりました。

GA4で登場した「エンゲージメント」という新たな概念によってです。

「エンゲージメント」という言葉については、こちらの記事で解説しています。

エンゲージメントとは結局何のこと?エンゲージメントの真の意味

顧客エンゲージメントを測る指標NPSとは何か?NPSの課題も解説

これまで「直帰率」や「離脱率」「平均滞在時間」などの指標で、ユーザーがどれくらい記事を読んでくれているかを把握していましたが、これらの指標は実のところあまり役に立ちません。

役に立たないどころか、ミスリードされる可能性さえあります。

「直帰率は低いほうがいい」と考える人が多いようですが、直帰率は100%でも全く問題ありません。

むしろ直帰率100%ということは、ユーザーがその1記事だけで知りたいことをすべて知ることができた、と考えることもできるのです。

平均滞在時間もUniversalアナリティクスでは直帰ページ、離脱ページの滞在時間は計測できません。

だから、1ページを30分かけて読んでくれて、そのまま直帰したとしたら、その時間は平均滞在時間には含まれません。

そういう点で、「直帰率が高い、滞在時間が短いから改善しなきゃ!」と判断すると、大間違いということにもなりかねないのです。

しかし、GA4のエンゲージメントという概念はなかなかの優れものです。

では、GA4のエンゲージメントという概念について説明していきます。

GA4のエンゲージメントとは?

エンゲージメントとは、簡単にいうと、「つながり」という意味です。WEB記事におけるエンゲージメントとは、「どれくらい読まれているか」という指標になるでしょう。

GA4におけるエンゲージメントの定義は次のようになっています。

10 秒を超えて継続したセッション、コンバージョン イベントが発生したセッション、または 2 回以上のスクリーン ビューもしくはページビューが発生したセッションの回数。

アナリティクスヘルプ

GA4の左メニューから「エンゲージメント」⇒「ページとスクリーン」を選択すると、記事別のエンゲージメントを確認することができます。

※ちなみにスクリーンというのは、アプリの各ページのことです。WEBサイトの場合は「ページ」、アプリの場合は「スクリーン」と言います。

表示回数というのはPVのことです。

右のほうに「平均エンゲージメント」という項目があります。

その説明は次のように書かれています。

アプリの場合はフォアグラウンドで表示されていた時間の平均値、ウェブサイトの場合はブラウザ上でフォーカス状態にあった時間の平均値です。

フォアグラウンドとは、アプリを複数立ち上げていたとき、一番上になっている(実際に操作していると考えらえる)状態のことです。

ブラウザ上でフォーカス状態にある、というのも同じ状態だと思います。ブラウザで複数のタブでいろんなWEBサイトを立ち上げていたとして、実際に見られいている状態のことをフォーカス状態というのだと思います(多分)。

GA4の平均エンゲージメント時間は、Universalアナリティクスでいうところの「平均滞在時間」とは全く違う概念になっているようです。

実際に、同じ記事を同じ期間で比較してみると計測値が全く違います。

同じ記事を同じ期間で比較しても、Universalアナリティクスでは9分49秒。GA4では1分8秒と大きく異なります。

そしてGA4でユーザーのエンゲージメントを測るのに、最もわかりやすい指標が「平均エンゲージメント」の隣にある「ユニークユーザーのスクロール」という指標です。

この指標はユーザーが記事の9割までスクロールしたときにカウントされます。

ほぼ最後まで読んだ(というか見た)場合に計測されます。

上記の記事の例でいうと、240人のユーザーのうち、9割までスクロールしたユーザーは17人ということになります。

・・・まあ、その、ほとんどの人が最後まで見ていない記事ということになります。

エンゲージメントの低い記事(価値を感じられていない記事)ということですね(汗)。

自分の記事がどれだけ読まれているかというのは、この「ユニークユーザーのスクロール」という指標が参考になるのではないかと思います。

ここを増やすために、「構成を変えてみる」「見出しを変えてみる」「見出しごとにアイキャッチを入れてみる」などの施策をしてみようと考えることができます。

⑤どの記事が最も集客に貢献しているのか?

WEBサイトの運営をしていて、最も知りたいのはこれです。「どの記事が最も集客に貢献しているのか?」

これはUniversalアナリティクスでも目標設定することで把握することができましたが、GA4になって、より簡単に記事別の集客貢献度を把握することができるようになりました。

アフィリエイトの場合は、どの記事から広告主のサイトに飛んでいるかわかります。オウンドメディアでもどの記事からLPに飛んでいるかが一目でわかるようになります。

ここからGA4でのイベント設定(目標設定)の手順を解説します。チョー簡単!

Universalアナリティクスで目標設定しようとすると、Googleタグマネージャーが必須でしたが、GA4では簡単にできます。

①イベント作成

GA4の左側にあるメニュー「イベント」から「すべてのイベント」⇒「イベントを作成」をクリックします。

下の図のように入力します。

カスタムイベント名は何でもOK。わかりやすい名前にしておきましょう。

アフィリエイトなら広告主の名前(A8とかAFBとか)。自社のLPのドメイン名とか。

一致する条件は意味がわからなくても、とりあえずこの通り入力してください。

パラメータは「link_domain」演算子は「含む」値は「計測したいドメイン」を入力します。

入力できたら、画面右上に「作成」というボタンがあるので、それをクリックします。

②カスタム定義を管理

次に同じく「すべてのイベント」から「カスタム定義を管理」をクリックします。

「カスタムディメンションを作成」をクリックします。

「イベントパラメータ名」の欄に、先ほどイベントを作成したときにつけた「カスタムイベント名」と同じ文字を入力します。

入力できたら右上の「保存」をクリック。

×をクリックして画面を閉じます。

既存のイベントにはまだ表示されていませんが、翌日には表示されるようになります。

では、正しく計測されているかどうか確認してみましょう。

GA4の左メニューから「リアルタイム」画面に移動してください。

右側のイベント数を確認します。デフォルトで設定されている5つのイベントが表示されています。

まだ、先ほど作成したイベントは表示されていません。

では、自分で該当のサイトにアクセスしてイベントを発生させてください。つまり、先ほど作成したのはAmazonアフィリエイトのリンククリック計測なので、自分のサイトに行ってAmazonアフィリエイトのリンクをクリックします。

スマホでアクセスしてAmazon広告のリンクをクリックしました。

では、GA4に戻ってみましょう。

Amazonアフィリエイトのイベントが発生しました!

さらに、翌日には、どの記事でクリックが発生したかも確認できるようになります。

「エンゲージメント」から「ページとスクリーン」画面に移動します。

画面を右側にスクロールすると、「イベント数」という指標があります。

下向きの矢印をクリックすると、自分で設定したカスタムイベントが表示されるようになります。

「Amazonアフィリエイト」を選択します。

どの記事でクリックが発生したかが一目瞭然です。

link_domainというパラメータを使えば、指定したドメインにどれだけ遷移したかを把握することができます。

ちなみに、link_urlというパラメータを使えば、特定のページへの遷移数を把握することができます。

その場合は次のようにすればOKです。

WEBサイトで成果を上がるためには、コンバージョンを狙うぺージにいかに遷移させるかがポイントです。

思ったより遷移数が少なければ、記事かアンカーテキストかマイクロコピーか、どこかに問題があるはずです。

テストと検証を繰り返し、集客ページのブラッシュアップを図っていきましょう!

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