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2017年中秋の名月はいつ?

美しい桜を見ながらビールをキュッといくのもオツなものですが、中秋の名月を見上げながらのお酒もたまりません!

風情があっていいですね。

ズバリ、2017年の中秋の名月は10月4日(水)です。

平日なのがちょっぴり残念。週末ならば心いくまで美味しいお酒を飲めたのに・・・

そういえば、中秋の名月っていうくらいだから満月だとばかり思っていたのですが、どうやらそうではないようですね。

中秋の名月は満月とは限りません

2011年~2013年は中秋の名月が満月だったのですが、2017年は微妙に満月ではありません。

2017年の満月の日は次の通りです。

1月12日(木) 20:34
2月11日(土) 9:33
3月12日(日) 23:54
4月11日(火) 15:08
5月11日(木) 6:42
6月9日(金) 22:10
7月9日(日) 13:07
8月8日(火) 3:11
9月6日(水) 16:03
10月6日(金) 3:40
11月4日(土) 14:23
12月4日(月) 0:47

中秋の名月は10月4日ですが、満月ではないんですね。

近い満月の日は10月6日(金)です。

2017年で言えば、なぜ10月6日の満月の日を中秋の名月としないのでしょうか?

月見は、中国では唐の時代(618~907年)からあった行事のようです。

日本では平安時代に貴族の間で、水にうつる月をながめて歌を詠みながら、お酒を楽しむという宴が行われていました。

しばらくはセレブな人の楽しみだったのですが、江戸時代くらいから、旧暦の8月15日の夜に庶民の間にも月見の風習が広がったんですね。

まあ、いつの時代もお酒を飲む口実はたくさんあったほうがいいということでしょう。

旧暦では7月~9月が秋とされていますので、そのど真ん中の8月15日が「中秋」ということです。

秋の真ん中に出る月ということで「中秋の名月」と言われるのです。

ただ、この時期(現在の暦の 9~10月)は台風のシーズンであり、また秋雨前線が活発になる時期でもありますから、昔からあまり晴れる確率は高くなかったようです。

江戸時代の書物には「中秋の名月、十年に九年は見えず」という意味の記述も見られるようです。

今年の10月4日は晴れることを祈るばかりです。

満月のほうがありがたいんじゃないの?

同じ月見をするなら、満月のほうがいいんじゃないの?と思ってしまいませんか?

少し日にちをずらせば、それこそ満月になるのに。

昔は、月の満ち欠けを農作業の目安にしていて、十五夜は作物の収穫祭も兼ねていたんですね。

言ってみれば、一種のお祭りですから厳密に満月であることよりも「八月の十五夜の月」として誰でも祭りの日がわかることのほうが重要だったんですね。

「満月」よりも「十五夜お月様」のほうが誰にでもわかります。

十五夜に月見をするようになった理由

先ほど、日本では平安時代あたりから貴族の間で月見を楽しむようになったと書きましたが、実は日本人が月を大切にする習慣はもっともっと大昔、縄文時代からあったのではないかと言われています。

一般的には月見の習慣は中国(唐の時代)から伝わってきたということを言われています。

でも、ちょっとおかしいんです。

日本では旧暦8月15日を十五夜、旧暦9月13日を十三夜と言いますね。

十五夜、十三夜は月が見える場所にススキの穂を飾り、月見団子や栗、里芋を皿にのせ、御酒を供えて月を眺める風習です。

十五夜の風習は中国にもあるのですが、十三夜を祀る習慣はないんです。

十三夜は日本独自の風習のようです。

古代、文明の灯がなかった時代は、満月の月の明かりは人々にとって神秘的なものだったでしょう。

今でも満月には神秘の力を感じますからね。

月の満ち欠けによる潮の干満や、女性の月経周期が月とも関係があると言われるくらいですから。

古代縄文人は満月の明かりの下で、祭りや集会をしていたとも言われています。

縄文の人々も月を自然の神として信仰していたのではないでしょうか。

時代が進んで飛鳥時代以降、1872年頃まで日本人は旧暦を使っていました。

旧暦とは、月の満ち欠けで1ヵ月を数える暦です。

旧暦を使っていた時代には、人々は月の満ち欠けによって月日を推し測り、農作業に励んでいました。

旧暦の8月15日は、夏の作物の収穫もほとんど終わって、稲刈りをするまでの手のあく時期です。

そんな時期に、稲の豊作を祈る祭りをしたくなるのは自然なことですね。

それが、十五夜にお月見をする始まりと言われています。

ただ、十五夜お月見の始まりには諸説あり、稲の豊作をお祈りしたわけではなく、旬の芋類の収穫祭、すなわち畑作儀礼とする説もあります。

「芋名月」とも言われるのは、そのせいかもしれません。

いずれにしても、十五夜の月は、農作物の豊穣を祈る大切な節目となったのです。

豊穣を月に祈願するわけですから、月にお供え物をするという意味で、月見団子、ススキ、お酒を飾るんですね。

このように、月は日本人にとって信仰の対象だったのですが、海外では全く違う扱いを受けていることをご存知ですか?

海外では月は嫌われる?

日本人の月信仰と比較して、ヨーロッパでは月を忌み嫌う傾向があります。

月は死を暗示する物とされ、現代でも西洋諸国では、満月の日に凶悪事件が起きるケースが多いようです。

そういえば、狼男は満月を見て人間から狼男に変身するんですよね。

そういう話が出来上がるというのは、西洋人の多くは満月を良いものと考えていない証拠です。

さらに実際に西洋の人の中には満月を見ると情緒不安定になる傾向が強いらしいです。

月に対する文化の違い、すごく興味深いですね。

月見団子の作り方

話は全然変わりますが、月見といえば、月見団子!

ちょっと面白い団子の作り方を見つけたので、ご紹介します。

その名も「うどんみたらし団子」!

超簡単につくれて、なかなかイケるんです。

ぜひお試しください。

甘~いみたらし団子と日本酒が絶妙にマッチしますよ。

モッチモチお手軽おやつ!うどんみたらし団子

日本一の月見スポットはどこ?

月は日本中どこで見ても同じ?

いやいやそんなことはありません。

美しい中秋の名月をさらに引き立てるスポットはたくさんあります。

そんな中でも、ここが日本一だ!と自慢されるスポットをいくつか紹介します。

いくつかって時点で日本一じゃないですが、人によって日本一は違いますからね!

やっぱり「富士山」

富士山の名称の由来は日本最古の物語「竹取物語」。

十五夜の夜に月の世界へ帰るかぐや姫に、不老不死の薬をもらった帝が、天に一番近い山の頂上で薬を飲んだことから“ふしの山=富士山”と言われるようになったとか。

日本一の頂とともに見る名月は息を飲むほどの美しさです。

桂浜

坂本龍馬も見たであろう桂浜からの中秋の名月。

桂浜はこじんまりしていますが、海と浜と松の絶妙なバランスはまさに自然の芸術。

これに中秋の名月が加われば無敵の美しさ!

長野県千曲市 姨捨の棚田

姨捨は、「姨捨山の月」と『古今和歌集』(905年)に登場し、古くから月の名所として数々の歌が詠まてきたスポットです。

安藤広重が描いた「本朝名所信州更科田毎の月」はこの地のことだと言われています。

滋賀県石山寺

紫式部が湖面に映える十五夜の月を眺めて、「源氏物語」の構想を練ったといわれるスポットが石山寺です。

石山寺から眺める月は「日本百名月」にも認定登録されています。

2017年10月4日・5日は「秋月祭」があり、中秋の名月の月明りと約2,000個の灯火が境内を幻想空間に彩ります。

岡山で月見を楽しめるおすすめスポット

岡山で月見を楽しめるおすすめスポットは何といっても後楽園です。

毎年、十五夜の日(旧暦8月15日)に開催している、秋の人気行事が「名月鑑賞会」。

夕方5時から、普段は立ち入り禁止の芝生が開放されるめったにない機会です。

岡山は晴れの国と言われるように、降水量の少ない地域なので、中秋の名月鑑賞にはもってこい!

日本三大名園の芝生の上で中秋の名月を愛でるのもなかなか風雅な行いではないですか?

岡山後楽園は、日本三大名園と言われていますが、約300年前に岡山藩2代藩主池田綱政(いけだつなまさ)が藩主のやすらぎの場として作らせた庭園です。

江戸時代の姿を大きく変えることなく今日まで受け継がれている庭園。

300年前に生きた人たちも、ここから月を眺めていたのかと思うと感慨深いです。

後楽園は市街地にありながら、山の稜線から昇る名月を、建物に遮られることなく見られる数少ないスポット。

箏曲演奏やお茶会が行われる他、当日限定の月見弁当の販売もあります。

【開催日時】
平成29年10月4日(水)
午後5時~9時(閉園は午後9時30分)

後楽園 名月観賞会

2017年月見スポットを一挙紹介

さて、ここからは、中秋の名月を堪能できる観月会をご紹介します。

三渓園の観月会(神奈川県横浜市)

横浜で琵琶、雅楽、筝曲の日本の伝統楽器に加え、ピアノとサックスの演奏を月を見ながら楽しめる観月会です。

名月とライトアップされた古建築とともに、至福のひとときを過ごせるでしょう。

https://we-love.okayama.jp/sankeien/

信州さらしな・おばすて観月祭(長野県)

https://we-love.okayama.jp/obasute/

松本城月見の宴(長野県松本市)2017年予定

https://we-love.okayama.jp/matsumotojo/

徳川園観月会(愛知県名古屋市)2017年予定

https://we-love.okayama.jp/tokugawaen/

神宮観月会(三重県伊勢市)2017年予定

https://we-love.okayama.jp/jingu/

兼六園中秋の名月観賞の夕べ(石川県金沢市)2017年予定

https://we-love.okayama.jp/kenrokuen/

石山寺秋月祭(滋賀県大津市)2017年予定

https://we-love.okayama.jp/ishiyamadera/

大沢池観月夕べ(京都市右京区)2017年予定

https://we-love.okayama.jp/osawaike/

祇園社観月祭(京都市東山区)2017年予定

https://we-love.okayama.jp/gion/

下鴨神社の名月管絃祭(京都市左京区)2017年予定

https://we-love.okayama.jp/shimogamojinja/

平野神社の名月祭(京都市北区)2017年予定

https://we-love.okayama.jp/hiranojinja/

采女神社の采女祭(奈良県奈良市)2017年予定

https://we-love.okayama.jp/ayamejinja/

住吉大社の観月祭(大阪市住吉区)2017年予定

https://we-love.okayama.jp/sumiyoshitaisya/

姫路城観月会(兵庫県姫路市)2017年予定

https://we-love.okayama.jp/himejijo/

後楽園の名月観賞会(岡山県岡山市)2017年予定

https://we-love.okayama.jp/kourakuenmeigetsu/

桂浜観月会(高知県高知市)2017年予定

https://we-love.okayama.jp/katurahama/

首里城公園の中秋の宴(沖縄県那覇市)2017年予定

https://we-love.okayama.jp/syurijo/

WE LOVE 岡山編集部